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不登校解決カウンセリングブログその1542.不登校で落ち込んでいるお母さん、この記事で元気になってください。

  • 執筆者の写真: 不登校・引きこもりカウンセリング「エンゼルアカデミー」
    不登校・引きこもりカウンセリング「エンゼルアカデミー」
  • 1月30日
  • 読了時間: 6分

【はじめに】 

 我が子の不登校で落ち込んでいるお母さん、落ち込む必要はありません。このブログでは、その理由とお母さんへの励ましをお伝えします。


【暴言で落ち込んでいるお母さんへの励まし】

 子供が暴言をぶつけてくることは、確かに辛いことだと思います。


 ただ、子供が暴言をお母さんにぶつけてくるのは、お母さんへの信頼や甘えがあるからです。


 不登校になったことで子供は、心が乱れに乱れています。部屋に閉じこもって、毎日を過ごしていると、自己否定感や将来への不安で、心が張り裂けそうです。


 子供はその苦しさを、誰かに伝えたいと思うのですが、不登校で家に閉じこもっている子供には、その相手は家族だけです。その家族の中で子供が選ぶのが、ほぼお母さんなのです。


 お父さんもいますが、子供との距離感はお母さんほど、近くはありません。苦しさを伝えるのには、お父さんではためらいがあるのです。


 苦しさを伝えるのが、母親である自分なのは分かった、でもどうして暴言という形でぶつけてくるの?と思われるでしょう。


 子供は精神的に未熟であり、苦しさを心の中で消化することが難しいのです。その苦しさがそのまま、外に出てしまうのです。おまけに、お母さんに対しては甘えがあります。苦しさが暴言となって、お母さんに投げかけられてしまうのです。


 お母さんに暴言をぶつけてくるということは、お母さんへの信頼と甘えの証です。もし、お母さんへの信頼と甘えが無かったら、おそらく子供は暴言をぶつけることはないでしょう。一見、穏やかな状況かもしれませんが、子供は心の中で、葛藤を自分で処理しなくてはなりません。その分、子供が心の中で葛藤する時間が、長くなってしまうのです。


 ただ、暴言で一つ、注意していただきたいのは、暴力にエスカレートさせないことです。暴力は、受け入れてはいけません。暴言がわずかでも暴力になったら、それはだめと拒否してください。


【不登校をご自分の子育てのせいと落ち込んでいるお母さんへの励まし】

 不登校になったのは、ご自分の子育てのせいだと落ち込んでいるお母さん、そのように落ち込む必要はありません。不登校になったのは、別にお母さんの子育てのせいではないからです。


 今、35万人もの子供が、不登校になっています。これはもう、社会問題と呼んでもいいでしょう。社会問題とは、社会に何か原因があって問題になっている、ということです。不登校を社会問題と呼ぶのは、学校や社会に原因があって、多くの子供が不登校になっているからです。


 今の学校には、いくつか問題があります。

 学校では、知識を教えることに重点を置いています。では、その知識を使って、社会に出た時にどう生きていくかということについては、まったく教えていません。子供たちは目的も教わらないまま、ひたすら知識を学ぶ日々を、学校で送ります。


 そんな子供の中には、こんな知識を学んで、社会に出てどう生きればいいのかと、疑問を持つ子供が出てきます。その疑問が強くなって、不登校になる子供が出ているのです。


 また、今の学校では、社会の役に立つというような価値観を、あまり教えていません。

 受験で競争して、他人に勝つということばかり、教えています。そのため、学校での友達関係がギスギスしてしまって、感受性の高い子供の中には、ストレスを感じる子供がいるのです。

 そのストレスが強くなって、不登校を選択せざるを得ないのです。


 今の社会のあり方もまた、不登校を引き起こす原因になっています。

 物価は高くなり、景気は良くなく、先行き不透明な社会。思春期に入り、将来のことを考え始めた子供は、そういう社会に出ていくことに、希望を見いだせません。

 そのために不登校になる子供がいても、おかしいことではないでしょう。


 今、起きている不登校のすべてが、学校や社会に原因があるとまでは言いません。ただ、私は10年以上、不登校カウンセリングをしてきて、不登校のかなりの割合が、学校や社会が原因で起きていると感じています。

 お母さんが、ご自分の子育てに原因があって、子供が不登校になったと、落ち込む必要はないのです。


【わが子が、他の子供に比べて劣っていると、落ち込んでいるお母さんへの励まし】

 他の子供が普通に学校に行っているのに、わが子は学校に行けていない、だからわが子は他の子供に比べて劣っていると落ち込んでいるお母さんがいらっしゃいます。


 不登校について、次のような考えがあります。

 「不登校になるのは、子供が甘えたり、サボったりしているからだ。あるいは、子供が精神的に弱いから、不登校になっているんだ」

 

 そんな考えに影響を受けたら、不登校になったわが子が劣っていると、落ち込んでしまうでしょう。


 でもそんなことはありません。

 私は不登校カウンセリングをしていて、不登校になった子供が劣っているという考えに対して疑っています。実際はそうではないと考えています。不登校になる子供はむしろ、きちんと育っていることの方が多い印象です。


 きちんと育っているということは、他人の気持ちが分かる優しい子供であるということや、物事を深く考える子供であるということです。

 このことは、不登校に関わっている人から、異口同音に聞くことです。


 先ほど、不登校の原因は、今の学校や社会にあることをお伝えしました。

 学校では友達関係がギスギスしていたり、知識しか教えていなかったり。社会では、先行き不透明で希望を持ちにくかったり。

 そんな学校や社会の影響を受けやすい子供は、他人の気持ちがよく分かり、また物事を深く考える傾向があります。

 つまり、他の子供が感じないような、学校や社会の問題を感じ取っているのです。


 そういう傾向の子供はむしろ、しっかり育っているということになるでしょう。


 ですから、子供が不登校になったお母さんには、子供がきちんと育っている可能性があることをお伝えしたいのです。

 そして、落ち込むのではなく、しっかりした子供に育っていると考えていただきたいのです。


【不登校が解決しないのではないかと落ち込んでいるお母さんへの励まし】

 不登校の子供をお持ちのお母さんが、最も落ち込んでしまうことは、不登校が解決せず、このまま引きこもりになってしまうかもと考えることでしょう。最もお母さんが、恐れていることだと思います。


 実はお母さんが、この記事をご覧になっている時点で、不登校は解決することになります。


 「記事を読んでいるだけなのに、どうしてそんなことが言えるの」と疑問に思われるかもしれません。


 お母さんがこうして、不登校関連の記事をご覧になっているのは、不登校を解決しようと願っておられるからでしょう。そして、不登校解決のために、ご自分でできることをなさっているのでしょう。


 不登校を解決しようと願い、そのために具体的な行動をとっていれば、不登校は解決します。

 もちろん、すぐには解決しないかもしれません。数カ月、場合によっては数年かかることもありますが、それでもあきらめずに行動し続けることで、不登校は解決します。

 私は十年以上、不登校カウンセリングをしてきて、そのことを実感しています。

 

 不登校が長期の引きこもりとなり、解決しなくなるのは、子供本人も、その家族のだれもが、解決をあきらめて、そのための行動をしなくなった場合です。こうなると、時間ばかりが過ぎていきます。


 しかし、この記事をご覧になっているお母さんは、そうではないでしょう。解決をあきらめたわけでも、解決のための行動をしていないわけでもないでしょう。

 この記事をご覧になっていることが、既に不登校解決の道に、入っているのです。





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