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不登校カウンセリングブログその1506.「何もやる気がしない」と無気力になっている不登校の子供は、自己否定感がまだ強いのかもしれません。


 「何もやる気がしない」と、不登校の子供が無気力になっていることもあるでしょう。エネルギーがない状態でしたら、そのように無気力になっているのもわかりますが、きちんと休息して、エネルギーも回復しているように思われるのに、まだ「何もやる気がしない」と、無気力になっているのです。


 このような無気力になっている理由はいくつか考えられますが、一つの理由として、まだ自己否定感が強いのかもしれません。まだ、「自分はダメだ」と思っていて、その自己否定感が強くて、「何もやる気がしない」という状態になっているのでしょう。自己否定感が強い状態では、自信はありません。自信がなければ、何かをやろう、何かに取り組もうという気にはなれないでしょう。


 自己否定感が原因で、「何もやる気がしない」という子t供に対して、その自己否定感をそのままにしておいて、何かにやる気を持たせることは難しいです。自己否定感が強い状態では、基本的に意識は自分自身に向きます。自分の外にある物事に対して、関心を持つためには、自己否定感を小さくしていく必要があります。100%ではなくてもいいので、ある程度、自己肯定感を取り戻すような働き掛けが必要です。


 こういう無気力な状態では、子供はゲームやスマホに熱中することが多いです。その様子を見ていて、親が、「だらしない。ゲームばかりしている」と感じてしまうこともあるでしょう。ただ、ゲームやスマホでも、やりたいことがあるのは大事なことなので、それらを取り上げたりせず、それ以外のことに関心を持つ時期が来ることを信じてあげてください。







 

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