不登校や引きこもりの状況にある子供たちに、どうして外の世界に出てほしいのでしょうか。人が生きる目的は、さまざまな経験を積むということだと考えると、外の世界に出てこそ、さまざまな経験を積めるのだと思うのです。

人間関係の悩みで不登校・引きこもりになっている人の中には、ある人への憎しみが心の中から離れず、苦しい思いをしておられる方もいらっしゃるでしょう。そんな方には、少年漫画「うしおととら」のメインテーマ「憎しみでは憎しみを消せない」ということをお伝えしたいと思います。

不登校・引きこもり初期の「混乱期」において、親がやるべきことについて書きました。

不登校・引きこもりの状況になっているのは、潜在意識の影響があります。操作が難しい潜在意識を操作するには、表面意識に何度もプラスの思いを出して、潜在意識を操作する必要があります。

長年、引きこもってきた子供たちは、「自分の人生は無駄だった」という後悔を抱いています。その後悔の思いを軽くするために、今までの引きこもりの中で、自分の心を見つめる習慣を得てきたことと、残された時間はまだまだあり、そこで努力していけば、人生を変えられることを、伝えてください。

不登校の状態から脱出して、ようやく子供が再登校することになり、親としてはうれしい限りです。しかし、注意が必要です。つまり、再登校の後しばらくは、子供たちは疲れやすい状況が続き、再び不登校になることがあり、そのような状況に対して注意が必要ということです。...

不登校・引きこもりの解決の最大の敵は、親があきらめて放置してしまうことです。そうなると、子供は自力で解決する他、なくなります。

不登校の子供に見られる幼児退行現象は、拒否せず、一定のルールにのっとってイエスマンにならないよう、受け入れると、おさまってきます。

不登校・引きこもりの子供たちは完璧主義の傾向があり、一度の失敗や挫折で大きなショックを受けてしまって、不登校・引きこもりの状況になりがちです。そこで、何度失敗し、挫折しても大丈夫と、子供たちに伝えてください。

不登校・引きこもりの子供を持つ親御さんには、高校中退、中卒では、社会において厳しい道となることを知っていただきたいと思います。

不登校・引きこもりの状況にある子供から、無理難題を要求されたときは、親が子供との関係を見つめ、子供の要求に耳を傾けてください。

不登校・引きこもりの子供たちが持つ、感受性が高いという傾向性に対して、親がどのように接したらいいかについて書きました。

母子相互依存による不登校・引きこもりを解決する方法について書きました。

不登校・引きこもりは人生の底のような経験ですが、人生の底を経験した人は、忍耐力や立ち直る力が身につき、その後の人生において再び同じような経験をしても、比較的早く立ち直ることができます。

不登校・引きこもりが、 「混乱期」→「安定期」→「転換期」→「回復期」 の最終段階である回復期、 つまり、学校に行ったり、仕事をし始める時期に移って、 親としてもうれしい限りの時、 子供に何をしてあげるといいのでしょうか。...