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不登校カウンセリングブログその952.昔の偉人たちが、現代の学校に通っていたら、不登校になっている可能性大です

更新日:2022年12月7日


20XX年、日本のとある小学校。

12歳の男の子が、周りの子供たちからいじめられていました。

「こいつ、この間、寝小便したんだって。」

「うわー、最悪。」

いじめられていた男の子は、泣き出してしまいました。

繊細なその子は泣き虫で、周りの子も面白がって

いじめを繰り返していました。やがてその子は、学校に来なくなって

しまいました。

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明治維新の立役者の一人、坂本龍馬が現代に生まれていたら、

このような感じになるでしょう。

坂本龍馬は12歳まで寝小便をしていて、

優しく繊細な彼は、周りの子供たちからいじめられていました。

しかし、人の気持ちが分かる優しさ、繊細さを持っていたからこそ、

日本の危機に立ち上がり、多くの人の力を結集して、

明治維新を成し遂げることができたのでしょう。

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20XX年、ドイツのとある小学校。

8歳のその男の子は無口で、いつもボーっとしていました。

算数・数学の才能は秀でていたものの、

他人との会話が苦手で、

「退屈神父」

というあだ名をつけられていました。

同級生との人間関係に悩んだその子は、

やがて学校に来なくなってしまいました。

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20世紀最大の天才の一人、アルベルト・アインシュタインが

現代に生まれていたら、おそらくこんな感じになっていたでしょう。

アインシュタインは、言葉の発達が遅く、

子供のころは言葉を発することが苦手で、

「退屈神父」と呼ばれていました。

アインシュタインのような天才は、

ある分野に才能が傾いているのでしょう、

そのために他の分野(アインシュタインの場合は言語)が

平均以下になってしまうのでしょう。

そのために、幼いころは周囲の人間との軋轢が生じやすく、

現代なら学校に来れなくなる可能性が大きいです。

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現代は、「平均化」「標準化」の時代です。

そこから外れてしまうような子供は、

仲間はずれやいじめにあいやすいです。

しかし、そのような子供も、将来はしっかりと自分の人生を歩んでいきます。

周りにいる大人たちが、

「この子はきっと、素晴らしい大人になる」

と信じることで、不登校の子供たちに

希望を与えることができると思うのです。



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