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いじめを受けたことがある、スティーブン・スピルバーグ。

更新日:2022年10月4日

 スティーブン・スピルバーグ。「ジョーズ」「E.T.」「インディ・ジョーンズ」「未知との遭遇」「ジュラシック・パーク」「シンドラーのリスト」「プライベートライアン」など、大ヒットした映画作品は数多く、世界中でおそらく、知らない人のいない名映画監督です。


 そのスピルバーグ監督は、少年時代、いじめを受けたことがあるということです。スピルバーグは、「ディスレクシア」(難読症、読字障害)という学習障害を持っていて、小学生時代は読み書きのレベルが同級生の2年遅れであり、そのことが原因でいじめを受けていたのです。当時のことを、スピルバーグは、

「学校へ行くのが大嫌いだった」

「3年生のころは、クラスの前で読むことを求められるのがいやで、とにかく学校に行きたくなかった」

「先生も心配してくれたが、学習障害についての知識もない時代で、十分に勉強していないと思われた」

「中学時代が一番つらかった。他人の立場から自分を見ることがまだできない子供は本当にきつく、嫌なことをする。今は理解できるし、恨みもないが、大変だった」

と述べています。


 そんなスピルバーグ少年を救ったのが、映画でした。十代の初めから撮り始めた8ミリ映画が、スピルバーグ少年の支えになりました。

「映画を作ることで、私は、恥ずかしさや罪悪感から解放されました。映画製作は、私にとっての『大脱走』だったのです」

と、スピルバーグは明らかにしています。


 今、いじめを受けている人は、とても辛いかもしれませんが、将来は、スピルバーグのように、世界的に、人に感動を与える人間になれるかもしれないのです。辛さに負けることなく、生きる希望を手放さないでください。







 

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