子供がいじめを受けていることを、親に打ち明けた時は、「よく頑張ったね」とほめてあげて、「必ず私が守る」と子供に伝えてください
- 不登校・引きこもりカウンセリング「エンゼルアカデミー」
- 2020年2月28日
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子供がいじめを受けている時に、親にそのことを打ち明けることはあまりありません。子供にも子供なりのプライドがありますから、親に打ち明けたくないのです。また、親に心配をかけたくないという、子供なりに気遣っているということもあります。
それでも、親にいじめを打ち明けることがあります。よほどひどいいじめを受けているのかもしれません。そういう時は、「よく頑張ったね」とほめてあげてください。いじめを受けて、心に傷を負っている子供たちには、わずかなりとも傷がいやされる言葉です。
間違っても、「お前が、いじめを受けるようなことをしたのじゃないか」とか、「お前が弱いからだ。いじめに立ち向かってこい」というような言葉を、子供に投げかけてはいけません。もしかしたら、何か相手の子供に気に障るようなことをしたのかもしれません。それでも、いじめは犯罪であり、やってはいけないことなのです。そういう言葉は、子供の傷をさらに深くしてしまいます。また、現代のいじめは、子供一人で対処できるようなものではありません。
さらに、「私があなたのことを必ず守る!」と力強く伝えることで、子供はとても安心します。これからどうなるか分からない状況で、親のその言葉は、暗闇に灯る明かりのように思えるはずです。実際、その言葉を聞いて安心したという子供は多いです。この言葉は同時に、親にとって、子供を守るという決意になります。
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