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不登校・引きこもりの偉人・著名人たち

更新日:2022年10月3日


エジソン  「君の頭は腐っている」と先生から吐き捨てられ、

          小学校を3か月でやめさせられた発明王

 エジソンのことを知らない人はおそらくいないでしょう。19世紀から20世紀初頭にかけて活躍した発明王・起業家です。

 性能が十分でなかった白熱電球を研究して実用化させ、発電から送電までの電力システムを事業化に成功し、人類の生活を一変させました。

 しかし、偉大な発明王になったエジソンは、小学校を3か月でやめさせられた、落第生です。エジソンは、「なぜ」と考え続ける少年であり、

 「1+1はなぜ2になるのか。1個の粘土と、もう1個の粘土を足すと、大きな1個の粘土になるのではないのか」

というような質問を授業中に繰り返し、

「なぜ物は燃えるのか」

と疑問をもっては、藁を燃やして自宅の納屋を全焼させ、

そうした事件が重なって、

「君の頭は腐っている」

と先生から吐き捨てられて、わずか3か月で学校をやめさせられました。

 現代の小学校で、3か月というと、簡単な言葉を書き取り、漢字がほとんどない文章を読み取り、足し算、引き算を習い始めるぐらいでしょうか。その段階で学校を辞めさせられるのですから、相当のものです。

 義務教育システムの現代では不可能ですが、もし、3か月で小学校をやめさせられたとしたら、もうお先真っ暗でしょう。「小学校中退」という履歴では、社会に出ることすらできません。

 しかし、エジソンは偉大な発明王になりました。

 母ナンシーの理解がありました。ナンシーは元教師であり、放校となり、父すら半ば見放していたエジソンを、ナンシーはマンツーマンで教えていきました。

 これが、エジソンの知的好奇心を満たす方向に作用し、学校に行かずともエジソンは、学問を修めることができ、そこから発明王への道が開けました。

宮本亜門   自分を表現できないために引きこもっていた高校生が

         表現する喜びを知って演出家に

 演出家の宮本亜門は、中高生のころ、仏像や茶道に興味がある自分と周囲との間にギャップを感じていました。

 周囲から孤立し、友達ができない苦しさ、それに高校受験のストレスから肥満となり、高校時代の1年間は不登校・引きこもりとなってしまいました。

 親とも衝突しましたが、母親は理解するようになりました。

「学校に行かなくてもいい。でも病院には行って」

 その言葉を受けて精神科に行った宮本亜門は、自分のことを否定せずに受け入れてくれることへの喜びを感じ、学校に戻ることができました。

 演劇というものに出会い、表現する喜びを知って、その道を選択して、演出家としての自分を確立していきました。

千原ジュニア    ナイフみたいにとがった中学時代

              祖母の言葉に救われる

 言わずと知れたお笑いタレントです。司会をこなすことも多く、頭の回転の良さを

感じる人です。

 小学校時代はけっこう悪ガキであり、近所のお母さんたちからは嫌がられていました。

 それを見返そうと勉強して、有名中学に入ったものの、周囲と自分とのギャップを感じ、髪を金髪に染め、すぐにキレる中学生として危険視されていました。

 そして不登校になってしまった千原ジュニアに、祖母は、一緒に旅行しようと誘って、二人で金沢に行きました。

 兼六園で、一羽だけ群れから離れて歩るいている鳥を見て、祖母は、

「いつも飛んでいては飽きてしまう。たまには歩くのもいい」

と話し、その言葉に救われた思いがしたと、千原ジュニアは振り返っています。

 やがて、兄から吉本NSCに誘われて入学し、その後の活躍は私たちの知る通りです。






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