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不登校カウンセリングブログその1284.勉強が分からない時、誰かに教えてもらうのも大切ですが、自分で分かろうと工夫することは、将来の仕事能力を培うことになります。



 今回のブログの内容は、不登校の状況にある子供に限らないことです。学校で学んでいる、すべての子供に当てはまることだと思います。


 勉強していて、分からないことは出てくるでしょう。そんな時、親や先生に聞いて、分からないことを教えてもらうのは大切なことです。分からないことをそのままにしないという姿勢も、分からないことを分からないと認め、謙虚に聞くという姿勢も、素晴らしいことです。また、こういうふうに誰かに教えてもらうのは、効率的です。分かっている人から教わるのは、時間を効率的に使うことになります。


 ただ、分からないところを分かろうと、自分で工夫することもまた、大切なことです。それは、将来の仕事能力を培うことになるからです。


 分からないところを自分で分かろうとする場合、何が分からないのか、自分で考えていきます。案外、何が分からないか、把握できていないものです。勉強で分からないところが出てきたら、落ち込んだりかんしゃくを起こしたりせず、どこが分からないのかを考えていく姿勢は、社会に出てからも続いていくでしょう。仕事がうまくいかない時、何でそうなったかを考えていくことで、仕事をうまくこなすにはどうすればいいかが明らかになっていきます。


 勉強で分からないところを分かろうとする場合、教科書や参考書で詳しく調べていきます。何か見落としているところがあるのではないか、理解が浅いところがあるのではないかと、調べていきます。そのような姿勢は、仕事にも応用できます。仕事に関する資料などを調べていき、じっくりと読み込むことで、仕事に関する知識を深めていくことになるでしょう。 


 分からない時に、誰かに聞くことが悪いということではありません。学校での勉強は、限られた時間で成果をあげることが問われていますので、誰かに聞くことで効率よく勉強を勧めていくことができます。また、自分で調べても工夫してもなかなか分からない場合は、必要なことです。


 ただ、ある程度時間の余裕があって、自分で工夫すれば考えれば何とか分かる可能性があるのであれば、誰かに聞かず自分で工夫することは、時間がかかっても無駄にはなりません。







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