環境のせいにしますか?自分のことととらえますか?
- 不登校・引きこもりカウンセリング「エンゼルアカデミー」
- 2019年11月28日
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失敗や挫折を周囲の環境のせいにするか、自分のことととらえるか。この考え方の違いで、人生は大きく変わります。一言で言いますと、周囲のせいにする考え方をする人は、人生において成功することはあまりなく、自分のことととらえる人は、成功する可能性が高いです。
失敗や挫折の原因を周囲に求めるのは、必ずしも間違いとは言えません。例えば商売していて、景気の影響を受けて売り上げが下がったり、倒産したりすることはあるわけで、周囲の環境に原因があることはあります。個人においても、両親が離婚したために進学できなかったとか、いじめをうけて学校に行けなくなったとか、そういうことはあるでしょう。
しかし、ずっと周囲の環境のせいにするのでしたら、進歩はありません。商売でしたら、景気変動や競合他社の動きをとらえて、いち早く手を打って、そうした環境からの影響を、受けないようにすることは可能です。
また、いじめを受けて不登校になったとしても、そのことをいつまでも引きずることなく、どこかで過去の苦しみを脱ぎ捨てて、明るい未来を創っていくことはできます。
人には、与えられた環境の中で努力し、人生を切り開いていく力があります。それは環境に支配される力ではなく、環境を支配する力です。その力は、自分にできることをやっていくことで発揮されます。たとえその時点で苦しい環境におかれても、環境のせいにすることなく、自分の責任としてとらえ、その時に自分にできることはないかと考えて、できることからやっていくことで、環境を支配することができます。
すべてを環境のせいにしていては、努力する余地もなく、その結果、環境に影響され、支配される状況は続いていくばかりです。環境のせいにするのではなく、自分のこととしてとらえ、努力していく考え方があれば、人生の途上で失敗し、挫折し、どん底まで落ち込んだとしても、必ず成功をつかむことができます。
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