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不登校ブログその729.一生懸命頑張ってきた子育て。不登校になったとしても、他人から責められることではありません!

 一生懸命頑張って努力してきて、結果が努力相応に出るということは、本当に幸福で素晴らしいことです。そうなると、どんどんやる気が出てきます。そうであれば、人生は本当に素晴らしいものになるでしょう。


 でも、そうならないのが人生のようです。努力してもその努力が実らなかったということはあります。志望校合格のために一生懸命努力してきたのに、合格できなかった、商売を始めたのに売上ゼロでまもなく廃業することになった、よくあることです。


 実らないどころか、かえって状況が厳しいものになった、苦しいものになったということもあります。わが子が不登校という状況も、まさにそうしたことでしょう。わが子を一生懸命に育てて、途中、不登校になってしまったという状況。それはお母様の足元を崩すようなことだと思います。


 わが子を不登校にしたいと思って、一生懸命に子育てしてきたわけではないです。100点満点ではないのかもしれませんが、それでもその時その時、わが子のためにと一生懸命努力してこられたはずです。


 そういうことを見ないで、「不登校になったのは子育てがダメだったからだ」「わが子が不登校になる親はダメだ」と批判し責めるのは、まったくおかしいことだと思うのです。それまでの一生懸命の努力を、正しく見るべきでしょう。


 評論家の多い時代です。個人的に評論家という存在は、あまり好きではありません。努力せず汗を流さず、あれこれ批判する評論家のような人を、私はあまり信用しないし、耳を貸すこともありません。「不登校になったのは子育てが間違っていたから」と、不登校のことを詳しく知ることなく、どんなに一生懸命子育てを頑張ってきたかを知ろうともしない、評論家のような人の、無責任な言葉に反応する必要はないと思うのです。


 長い長い子育て、それは途中で色々なことはあるでしょう。ちょっと子供が悪さしてしまったということもあるでしょう。そうした悪さでは全然ないのですが、不登校ということだって起こりえます。あくまで途中に起きたことです。そこで終わりではなく、まだ子育ては続きますし、不登校という状況を変えることもできます。


 どうか、わが子が不登校になったお母様は、たとえ他人から心無い言葉をなげかけられ、責められたことがあったとしても、「フンッ!」と鼻で笑って、跳ね返してください。




 



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